暇なら読んで貰えると嬉しいかもしれない

思いつくままに書きたいことを書き連ねる為のブログ。

冷蔵庫に入ったりするのは暑いからだろ

とすると、誤発注廃棄処分の大量のバーガーをベッドにしたり、食材咥えたりするのは説明が付かないけど、寒かったら冷蔵庫には入らないと思うから…。

 

単なる現場からのレポートとして - 24時間残念営業

 

そういうわけで、ネットの拡散力は、それをただ眺めるだけのおいら達のような一般人やら、あるいは急いで詫びてとにかく営業に不利益にならないようにしないといけない企業さんを賑やかにさせた。それに乗じたかどうか、ブログに書くネタとしての旬の、その生きの良さというか、寿司職人ならぬブログ職人たちは競い合うようにしてその論述をネットに提示した。

 

そのなかで上にあるコンビニ店長の論述は他の論述から頭一つ二つ抜け出て、「うちら」という言葉で見事にその構造を暴き出したかに見える。

 

「うちら」の世界 - 24時間残念営業

 

あちこち読んだ限り分析としてこれ以上優れた内容のものはなかった。実はこのネタで久々にブログを更新しようとしてたら、ヤラレターと思って何も書けなくなったくらいインパクトあった。僕にはこれ以上の物は絶対に書けない。以上どころか及びもしない。あーむかつく。

 

つい最近の話だけども、息子と二人で某有名イタリアンファミリーレストランに少し遅めのランチを食いに行った時の事。まだ小学生低学年の息子がカルボナーラをがつがつ食ってる後ろがちょうど店の出入り口付近だった。そこを、おそらく中学生だろうと思う5~6人の集団が店を出ようとしていた。出入口直ぐの所に設置されたドリンクバーカウンタに置かれたグラスを勝手に取って、無料とは言え水を飲んだりして随分と行儀悪い奴らだなぁと思っていたら、そこに店長らしき人がやってきて何やら彼らを注意し始めた。

 

店長の右手には粉チーズの入れ物。どうやら、内容はわからないが粉チーズの入れ物に何かしただろ?って苦情らしい。「この様な事をされては困ります、今後見つけたら弁償して頂きます」程度の注意だったと思う、彼らがちゃんと謝ったかどうかまでは見てなかったけど、特に逆切れする事もなく退店していった。

 

普通はそんなことはしない。してはならないし、すべきでもない。もしそんなことをこの目の前で美味そうにカルボナーラを平らげようとしている息子がやったら、そんなことをしたらどんな迷惑になるかくどくど丁寧に説教してたところだろう。でも、自分がまさにあれくらいの年頃だったころ、「ああ俺らもなんか色々したようなぁ」って。誰もが通る道とは言わないけども、犯罪ではないが迷惑にはなるような行為は若い人なら大抵経験してるように思う。いや、犯罪になりかねないようなこともしてたし、、、、。

 

で、そういうことがネットで情報として拡散され、可視化されるために企業が慌てふためく時代になったというのが概ねの総括なんだろう。俺もそんなことを誰かのブログ記事のブコメとして書いた。そこへ店長の分析として「うちら」であり「低学歴」というキーワードに代表されるより社会論的な論述が出てきたという流れである。店長がわざわざ低学歴と分断したのは、この記事の冒頭で上げたリンクの記事で述べられているようなことであろうけど、要は切り取られて外部を持たない「うちら」だけのノリで完了する「低学歴」の社会分化みたいなものがこの世に生成していて、それがネットという「うちら」だけでは完結しない実態と混ざってしまう時に起こったのが今回の炎上事件の連鎖である、みたいな。

 

たとえがあまり良くないかもしれないが、花火付けて自分たちだけで楽しんでると思ってたらすぐ傍に花火工場があって引火して爆発しちゃった、みたいな。んで、花火工場なんかそんなん知らん、花火遊びできる場で遊んでただけじゃないかっ!、てのと、そこに花火工場があるということは認識しておくべきだっ!、ていうのと、花火そのものを禁止しようとする企業人と、って構図。しかし「高学歴」社会はそもそも花火なんかしない。

 

まぁ、TwitterFacebookとかを花火工場に例えるのも無理はあるけども、こないだ見に行った花火大会なんかを思い出すと、それでも人は花火を見るのが好きなんだなぁと漠然と思ったりする。会場から脱出するのに1時間も2時間もかかるとか、すごい人出だったなぁ。俺は大会やってる近所にある上司の家で酒かっくらいながらのんきにベランダから見物してたけどね。

 

高みの見物が一番楽だよな。